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グラフィティ・ライターの活動領域に基づく誘引空間を用いた設計手法の提案-板橋区立中央図書館を事例として-

ライターの活動領域の分析を行い、キャンヴァス化される都市の余剰空間から、ライターが誘導される効果を明らかにした。それによって得られた誘引空間を建築を設計するヒューマンスケールなエレメントとして転換し、敷地が持つ接道条件よりエレメントを適用させるルールとする設計手法を、公園を敷地とする図書館施設に用いることで、周辺の住宅スケールに建築をブレイクダウンさせ、現代の多用途なプログラムからなる図書館を公共空間として設計する有効な設計手法であることを示した。

DATA

  • Category
  • Age
  • Design
  • Master
  • 2018
  • 小山恭史